2011年08月20日
福島第1原発事故などに伴い県内の小中学校に転入したり、夏休み明けに転入する予定の児童生徒が887人に上ることが19日、県教育委員会のまとめで分かった。10日現在の集計では、7月1日時点から約300人増加し、大半が福島県。新たに講師の配置が必要な学校が複数あり、県教委は9月上旬以降、同1日時点で一定の人数を受け入れている学校に対し、教職員を順次配置する。
転入先は山形市が最多で小学生239人、中学生32人。次いで米沢市が小学生182人、中学生52人。山形市は夏休み明けに20人程度増える小学校があるなど増加幅が大きい。県別では福島県が830人、宮城県が52人、岩手県が2人、その他3人。
本県は小中学校で33人以下の少人数学級編成を実施しているが、受け入れに伴い34人以上となったのは小学校が22学級、中学校が9学級。県教委はこうしたケースについても、「小学校なら25人程度以上受け入れている学校に常勤講師1人、8人程度以上で非常勤講師1人、4~7人程度で緊急スクールカウンセラー1人」といった配置基準に沿って対応する。ただし、既に緊急スクールカウンセラーが配置されている学校が非常勤講師配置の基準に達するなどのケースでは「新たな配置基準を検討する」としている。