2011年12月10日
大気中の放射線量を測定するモニタリングポストの新設場所選定を進めていた県は、9日までに米沢市、新庄市、村山市、三川町、小国町の5カ所に配備することを決めた。本県に比較的近い東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)、東北電力女川原発(宮城県)も警戒するため、小国町や新庄市などを選び、12年度に測定を始める予定。
県水大気環境課によると、配備するモニタリングポストは1台約1200万円の固定型。現在実施している県衛生研究所(山形市)、県置賜総合支庁(米沢市)と同様、24時間測定する。
新たな設置場所は▽新庄市・県最上総合支庁▽村山市・県環境科学研究センター▽三川町・県庄内総合支庁▽小国町・小国町役場。米沢市では現在、県置賜総合支庁で稼働している可搬型タイプと入れ替える。新設するモニタリングポストは品薄から入荷待ちの状態で、配備されれば県内の測定地点は6カ所となる。
同課は「柏崎刈羽原発については小国町が、女川原発について新庄市と村山市が、有事の際の測定拠点となる」と説明する。東京電力福島第1原発事故を受け、文部科学省が委託事業として都道府県にモニタリングポスト増設を進めている。