2012年01月08日
鶴岡市ボランティアセンターは東日本大震災の発生を受け、市民らの参加を募ってさまざまなボランティア活動を展開している。被災地でがれき撤去などを行う「かたづけ人」の活動には、昨年10月末までで延べ800人以上が参加。ほかにも現地でのイベント開催をサポートするなど、さまざまな支援に取り組んでいる。同センターは「ボランティアの力を被災地のために発揮できるよう、さらに体制を整えていきたい」としている。
かたづけ人は4月10日から10月末まで、週末を利用して計24回活動を行った。市民らの参加を受け付け宮城県の石巻市や南三陸町などにマイクロバスを運行。がれきの撤去や泥出しなどの活動に取り組んだ。参加した市民は延べ813人を数えた。
ほぼ毎週の活動となったことで、現地の人から声を掛けてもらったり、住民と一緒に活動することもあったという。参加者からは「誰かのために汗を流せて良かった」との感想や、「継続的に活動していく大切さが分かった」といった声が聞かれ、多くの人が「また参加したい」と希望しているという。同センターは「実際に被災地の現状を自分の目で見たことで、継続することの大切さに気づいたのでは」と分析する。
かたづけ人の活動は、冬場に道路状況が悪化することや、被災地で仮設住宅への入居が進んだことなどから10月末でいったん休止としたが、今後は花見や夏祭りといったイベント運営に協力していく方針。かたづけ人は来春以降、現地の状況をみながら再開を検討するという。
震災後、同センターにボランティア登録した人は約500人。同センターは今後、登録者への連絡体制を整えるなど、活動継続に向けて運営面の改善も図っていく意向で、「来年以降もずっと支援は続けていく。より多くの人に参加してもらえたら」と期待している。