2012年05月03日
出羽三山神社(緒方久信宮司)は8日、鶴岡市の羽黒山山頂にある三神合祭殿などで、東日本大震災からの復興に向けた「祈りの集い」を開く。被災地から庄内地方への避難者を招き、賛同する県民にも参加を呼び掛けている。
「集い」は、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る恒例の祈年祭=御田植祭(おたうえさい)=に併せ、震災の復興を祈願する。祈年祭は同日午前11時から、三神合祭殿で、神職らが田植えの一連の所作を行う神事や田植えを喜ぶ「田舞」を披露する。このあと羽黒山霊祭殿に会場を移し、震災犠牲者の慰霊祭を行う。
祭典終了後の昼食は、同神社の神職や料理人らが去年秋にフランス、ハンガリーで紹介し、好評だった精進料理を提供。国の重要文化財である三神合祭殿や国宝の五重塔、天然記念物の杉並木、こけむした石段など、豊かな自然と歴史に包まれた空間でくつろぎの時間を過ごしてもらう。
庄内交通が無料専用バスを運行。酒田市役所(庄内町役場西庁舎経由)、JR鶴岡駅(鶴岡市役所-出羽庄内国際村経由)と羽黒山山頂を往復する。
「東日本大震災から1年-希望・復興のともしびを…」をテーマに、復興を祈り被災者を元気づけようと出羽三山神社が企画。庄内の各市町を通じて避難者を招く一方、一般の参加も無料で受け付ける。6日までに事前連絡が必要。問い合わせは三神合祭殿0235(62)2356。