東日本大震災

避難者対象の託児所開設 福島の母親、山形に「広場」

2012年05月22日
 東京電力福島第1原発事故に伴い県内で避難生活を送る福島県内の母親10人が21日、未就学児の一時預かりなどを行う「ふくしま子ども未来広場」を山形市内に開設した。夫を福島に残し、幼い子と母親だけで暮らす世帯が多い中、互いに支え合おうと避難者自らが運営に乗り出した。託児サービスの他、母親の交流イベント、キッズスクールなどを企画している。

 避難した母親が県内で働く場を求めても、子どもの預け先がなかなか見つからない現状を受け、「山形避難者母の会」(中村美紀代表)が昨年12月から準備してきた。メンバー10人が保育士、看護師、栄養士などそれぞれの資格を生かし、運営に携わる。

 広場は、同市の映画館「フォーラム山形」の2階に設置。メンバーが1~5歳の子どもを1時間200円で預かる他、料理教室、英語やピアノのレッスンの講師を務める。中村代表は「実家に帰った時と同じようにお母さんや子どもたちがくつろげる場所にしたい。子育て世帯の悩み、避難の現実を風化させずに伝える場になれば」と話す。

 一時預かりは6月中旬から始める予定で、当面は避難中の未就学児を対象とする。これを前に22日午前10時~正午、23日午後1時~同3時に同所で子育て相談会と説明会を開催。29~31日には、託児サービス付きの映画鑑賞イベントも企画している。

 同所で行われた開所式には県内のボランティア団体のメンバーら約80人が出席。テープカットを行い、オープンを祝った。
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