2012年05月28日
膝まで泥につかりながら田植えを体験する子どもたち=河北町
東日本大震災に伴い福島県から河北町内へ移り住んでいる避難者らを招いた田植え体験が27日、同町で行われた。
避難中の2家族と町内外の親子連れ計16人が参加。膝までぬかるむ泥に苦戦しながら約3アールの水田に「はえぬき」を手植えした。初めての田植えに「うわー。気持ち悪い」と叫んでいた子どもたちもすぐに泥の感触に慣れ、家族と笑顔を交わしながら懸命に作業に励んでいた。福島市から自主避難している田中香織さん(34)は「服が汚れると嫌がっていた娘も、いつの間にか夢中になっていた。福島に戻っても参加したい」と話していた。
同町谷地の温泉施設ひなの湯(山田剛支配人)が主催。参加者は田植えの後、同温泉に漬かり疲れを取った。10月上旬に稲刈りと収穫祭を行う予定。