東日本大震災

東海大山形高生が石巻でコンサート 会場周辺の草刈りも計画

2012年10月07日
復興を願い美しいメロディーを奏でた東海大山形高吹奏楽部。後ろに見えるのが被災した門脇小=宮城県石巻市
復興を願い美しいメロディーを奏でた東海大山形高吹奏楽部。後ろに見えるのが被災した門脇小=宮城県石巻市
 東日本大震災からの復興を願い、東海大山形高(山形市)吹奏楽部が6日、宮城県石巻市でコンサートを開いた。ステージは、津波と火災で大きな被害を受けた門脇小学校近くの「空き地」。かつて住宅街だった場所で鎮魂と応援のメロディーを奏でるとともに、門脇小の校歌も演奏し地元の人々と合唱、東北再生へ心を1つにした。

 東海大山形高は昨年、石巻市で全校挙げてがれきの撤去や泥だしなどに取り組んだ。しかし、門脇小近くでは震災から1年半以上たった今も雑草が生い茂り、復興の兆しすらうかがえないのが現状。被災者が笑顔を取り戻すまで継続的に支援しようと、今年も計4回のボランティア計画を立てた。コンサートはその第1弾。

 この日は吹奏楽部や生徒会のメンバー約50人が石巻市を訪れ、約1時間にわたって「明日があるさ」「上を向いて歩こう」「世界に一つだけの花」など多彩な曲を演奏した。フィナーレで門脇小の校歌を披露。アンコールにも応え、被災地に寄り添う気持ちを精いっぱい音楽に込めた。

 門脇小の佐々木隆哉校長は「素晴らしい音楽で心の中のがれきを洗い流してもらったような、すがすがしい気持ちになれた」と感謝。吹奏楽部部長の2年星川龍成君(17)は「みんなが元気になれるような曲を選んだ。思った以上に復興は進んでおらず、これから自分たちに何ができるのか、どう生きるのか、あらためて考えたい」と語った。

 東海大山形高は11月23日まで計3回にわたって今回コンサート会場となった被災地周辺で、草刈りなどに取り組む。生徒会長の2年小笠原敏(すすむ)君(17)は「石巻の人たちが笑顔を取り戻せるように今後もボランティアを続けていきたい」と力強く話した。
東日本大震災 記事一覧
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] 
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から