福島からの避難者、心身の悩みに対応 山形・医師らが相談会
2012年12月16日
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子どもを抱き、健康について相談する母親=山形市総合スポーツセンター
福島第1原発事故後、県内に避難した人の中には心身の不調、不安を抱える人が多く、県民主医療機関連合会(中島幸裕会長)が主催。子どもと避難生活を送る母親ら16人が、子どもや家族、自身の健康について相談に訪れ、同会の医師らが応じた。 昨年8月から長男(5)とともに山形市に避難している女性(37)は「どこかしら体調が悪く、免疫力が落ちている気がする」という。ただ、放射能に対する周囲の意見はさまざまで「不安を抱えているお母さんはたくさんいるが、なかなか口に出せない」。女性は「今住んでいる山形で、不安を理解してくれる医師がいるだけでも安心感が得られる」と話した。
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