東日本大震災

復興の願い込めた酒「甦る」完成 長井で試飲会、香り高く爽やか

2013年02月03日
復興支援酒「甦る」の鏡開きを行い、升に注ぐ杜氏の鈴木大介さん(左)と竹田義一理事長=長井市・中央会館
復興支援酒「甦る」の鏡開きを行い、升に注ぐ杜氏の鈴木大介さん(左)と竹田義一理事長=長井市・中央会館
 長井市内の酒蔵で被災地復興の願いを込めて醸造された純米吟醸酒「甦(よみがえ)る」が完成し、試飲会が2日夜、市内の中央会館で開かれた。参加者は香り高く、爽やかな口当たりの新酒をじっくりと味わいながら交流し、人と人の絆の大切さを確かめ合った。

 酒造りは市内のNPO法人レインボープラン市民農場(竹田義一理事長)が取り組む避難者応援企画「『絆』循環プロジェクト」の一環。昨年、市民ボランティアと福島県からの避難者約15人が協力して酒米「さわのはな」を栽培。同県浪江町から移転し、長井市の旧東洋酒造の酒蔵を引き継いだ鈴木酒造店長井蔵の杜氏(とうじ)鈴木大介さん(39)と避難者らが仕込み作業を行い、先月中旬に完成した。

 試飲会には避難者や地元関係者約70人が参加。竹田理事長が「『絆』循環プロジェクトは今後も続けていく。被災地と避難者の胸に思いを寄せ、希望の光を当てていきたい」とあいさつ。鏡開きして乾杯し、和やかに懇談しながら味わった。

「甦る」のラベル
「甦る」のラベル
 鈴木さんは多くの人が協力し合った酒造りの経緯を振り返り「いい酒に仕上がった。酒は絆を強くし、縁を結ぶ力がある。大きな輪になり、前に進む力になればうれしい」と語った。

 「甦る」は1.8リットルを700本製造。ことし3月11日から長井市内と福島県内の酒販店で1本2730円で販売。売り上げの一部は子どもの教育現場に寄付する予定。問い合わせは鈴木酒造店長井蔵0238(88)2224。
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