東日本大震災

被災地へアユの稚魚出荷 鶴岡・栽培漁業センター

2013年02月08日
水槽からトラックに移されるアユの稚魚=鶴岡市三瀬・県栽培漁業センター
水槽からトラックに移されるアユの稚魚=鶴岡市三瀬・県栽培漁業センター
 東日本大震災で被害を受けた太平洋沿岸の漁業を支援するため、鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターは8日、育成したアユの稚魚を岩手県に向けて出荷する作業を始めた。今年は支援3年目で、計50万匹を同県に送る計画だ。

 この日は、岩手県二戸市の南部馬淵川漁協に10万匹が引き渡された。センター職員らが出荷作業に取りかかり、場内の水槽で泳ぐ体長6センチの稚魚を網で集めた後、バケツリレーで輸送トラック内の水槽に移した。銀色に光る稚魚を見ながら、同漁協の工藤篤組合長は「岩手ではまだ魚の生産ができず、あと1年は無理だろう。ここのアユの稚魚は釣り人からの人気が高く(今年の事業に)期待ができる」と喜んだ。

 同センターは震災直後から、水産関連の種苗生産施設が壊滅した岩手県の支援に当たってきた。3年目の今季は同県内水面漁協連からアユ50万匹の生産の依頼を受けた。小国川、赤川などで捕獲した親アユの卵を昨年10月にふ化させて育成し、出荷できる大きさに育った。来週にかけて出荷した後は、岩手の各施設で飼育され、5月に河川に放される予定。

 飼育を担当した同センターの余語滋生産第二係長は「岩手の川にアユが泳ぐことで震災で苦労している人たちの心が少しでも癒やされればいい」と話している。
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