東日本大震災

県内各地で復興支援関連行事 東日本大震災から2年

2013年03月11日
 東日本大震災発生から2年を迎えるに当たり、県内各地で10日、犠牲者の追悼、被災地の復興支援を目的としたコンサートや「絆市」があった。震災の教訓を生かす防災学習会も開かれた。

庄内産食材を使った料理を学ぶ親子ら=酒田市総合文化センター
庄内産食材を使った料理を学ぶ親子ら=酒田市総合文化センター
庄内産食材使い避難親子が昼食―酒田で料理教室
 酒田市に避難している親子を対象に、庄内産の食材を使った料理教室が、同市総合文化センターで開かれた。

 市内で一時保育などを行うNPO法人にこっと(片桐晃子理事長)が主催。毎月1回、避難親子向けのお茶会を開いており、参加者の「地元の食材を使ってみたい」といった声を受けて企画した。

 福島県から避難している4家族15人が参加。料理教室講師の鐙谷(あぶみや)貴子さん(56)の指導で、やまがた地鶏や軟白ネギなど、地元ならではの食材を用いて昼食を作った。庄内産イチゴの食べ比べもあり、子どもたちは酸味、甘味の違いを楽しんでいた。

 この日の教室は、にこっとによる無料託児付き。本宮市から避難している国分弘美さん(30)は「主人は向こうに残っているので、託児があると参加しやすく、うれしい」と話す。佐藤多紀子副理事長は「ただただ、酒田での子育てを楽しんでもらおうと取り組んできた。今後もお手伝いしていきたい」と語った。

被災者の手芸品などを販売した絆市=山形市・ほっとなる広場
被災者の手芸品などを販売した絆市=山形市・ほっとなる広場
被災地の特産品販売―山形で「絆市」
 被災地の物産品などを販売する「絆市」が、山形市のほっとなる広場で開かれた。

 海産物を販売した宮城県石巻市の漁師の男性(59)は「復興はまだまだ進んでいない」と指摘した上で「炊き出しや募金などで協力してくれた山形の皆さんに『頑張っています』と伝えたい」。威勢のよい掛け声とともに大量の“おまけ”を付ける気前の良さだった。

 福島県から避難している女性たちは、色とりどりの糸で刺しゅうを施した雑巾を販売。福島市から子どもと移ったパート従業員の女性(36)は「私たちにとってはただ2年が過ぎたというだけ」と帰宅のめどが立たない状況を嘆きつつ「みんなで集まって作業することで生活に楽しみが生まれた。山形と福島が手をつないでいこうとの思いを込めて縫い上げた」と話し、懸命に呼び込みをしていた。

 このほか、仮設住宅で暮らす女性たちの手芸品、がれきを活用した「ガレキーホルダー」など被災地で作られた品々を販売するブースが並び、訪れた人たちの関心を集めていた。県を中心に組織する「東日本大震災追悼・復興祈念事業」の実行委員会が主催した。
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