東日本大震災

被災地支援の経験、2冊の書籍に 芸工大と山形大、きょう発刊

2013年03月11日
「ぼくらのスマイルエンジン」の編集に携わった鳥越渚さん。11日には震災後の2年間を振り返る追悼イベントを開く=山形市・東北芸術工科大
「ぼくらのスマイルエンジン」の編集に携わった鳥越渚さん。11日には震災後の2年間を振り返る追悼イベントを開く=山形市・東北芸術工科大
 東日本大震災から丸2年を迎える3月11日、東北芸術工科大と山形大が取り組んだ被災地支援を話題にした本が2冊そろって発刊される。同日は本で取り上げられた話題とともに震災を振り返る追悼イベントも東北芸工大で開かれる。

 本は「ぼくらのスマイルエンジン」と「こども芸術の家」の2冊。

 「ぼくらの―」は、山形大と東北芸工大の学生が運営した「スマイルエンジン山形」をつづっている。ボランティアを乗せて、山形と被災地を日帰りで往復したバスで、本には運営スタッフの学生らが寄稿した。

 体験や考えのほか、運営のこつ、必要な装備など、今後被災地で活動する際に役立つ情報も添えた。東北芸工大3年の鳥越渚代表(24)は「また災害が起こったとき、行動したいと思う若者の指針になる。スマイルエンジンは一区切りでも復興は終わっていない。支援はまだ続く」と話す。

 「こども芸術―」は東北芸工大教授らがクリエーターとして、芸術を通し、被災した子どもたちを支えてきた姿に迫る。

 山形市出身の絵本作家荒井良二さんが被災者と共に旗を描く「ふらっぐしっぷ」や、震災の記憶を語り継ぐワークショップ「東北未来絵本」(山形新聞社主催)、避難している母子向けの体験イベント「福しまピクニック」など五つの取り組みを紹介。それぞれ東北芸工大東北復興支援機構(TRSO)が手掛けたイベントで、開催のきっかけや全体像、携わった教員らの思いを掲載している。

 追悼イベント「3月11日をみんなですごす」は午後2時半から、東北芸工大学生食堂で。宮本武典准教授らがまとめ役となり、参加者が考えを語り合う。入場無料。誰でも参加できる。

 「ぼくらの―」はA5判、127ページ。県内の書店でも販売予定で500円。問い合わせは山形大渉外部023(628)4842。「こども芸術―」はB6判、132ページ。関係者に無料配布する。「こども―」と追悼イベントはTRSO、023(627)2218。
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