東日本大震災

復興支援の家具試作品完成、一般公開へ 岩手・大槌の団体と芸工大、多田木工が連携

2013年05月18日
岩手県大槌町の産業振興を目指し、学生らが製作したユニークな家具=天童市・多田木工
岩手県大槌町の産業振興を目指し、学生らが製作したユニークな家具=天童市・多田木工
 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の産業振興に向け、地元で木工製品を手掛ける団体と東北芸術工科大(山形市)多田木工製作所(天童市)が連携して開発した家具の試作品が完成し、製品群の最終調整が17日行われた。18、19両日、多田木工のショールームで一般公開し、注文を受け付ける。

 大槌町の団体は「和―RING PROJECT」。津波で流された家の思い出を残そうと、がれきとなった住宅廃材のキーホルダーの製造、販売に取り組み、加工作業は仮設住宅の被災者が担っている。

 木材加工を産業化させ地域雇用につなげようと、昨年から芸工大、多田木工と家具作りで連携。今回は芸工大プロダクトデザイン学科の2、3年生22人が参加した。今年2月から企画会議を重ね、約10点の試作品を仕上げた。

 材料には多田木工の高級家具に使われている成形合板のパーツが用いられ、本来はいすのひじ掛けや背もたれとなる部材の複雑な形状を生かし、コートハンガー、照明、スツールなどユニークな作品を生んだ。

 会場には昨年の製品も並び、注文を受け付けるほか、試作品は改善点と価格について来場者から評価してもらう。自身も自宅を流された「和」の佐々木秀樹事務局長は「家具の加工は仮設住宅での内職として提供する。山形の力も借りて雇用創出につなげたい」。多田木工の佐々木恒人課長は「本職の厳しい目で製品を見てもらい、ものづくりの輪が広がれば」とし、企業関係者の来場も促している。

 一般公開は午前10時~午後7時(19日は午後6時)。問い合わせは多田木工023(653)5625。
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