東日本大震災

大震災を忘れず被災地支援続ける 山形十中でシンポ、体験談に学ぶ

2013年11月26日
シンポジウムを通して感じたことなどを発表する山形十中の生徒たち=山形市・同校
シンポジウムを通して感じたことなどを発表する山形十中の生徒たち=山形市・同校
 あれから2年8カ月、自分たちにできることは何か―。山形市の山形十中(伊藤功一校長)で22日、東日本大震災の被災地支援の在り方をテーマにしたシンポジウムが開かれ、生徒たちが震災を忘れず、被災地を思い続けることの大切さを学んだ。

 同校のPTA教育講演会として開かれ、1、2年生ら約550人が聴講。NPO法人国境なき奉仕団東北地区チーム山形・東日本大震災災害復興支援団長の遠藤正明さん、東海大山形高3年で前生徒会長の小笠原敏君がそれぞれの活動内容を報告した。

 現地に90回以上足を運び、がれき処理のほか福祉施設の高齢者の散髪などの活動を行う遠藤さんは「自分たちがどんなに声を掛けても心を開こうとしない被災者が子どもに接すると急に話しだす。子どもの力はすごい」との体験談を披露。生徒会が中心となり仮設住宅の慰問活動を展開する小笠原君は「被災者の話に傾聴し、寄り添いたいと考えている。震災、被災地を忘れないことが大事」などと語った。

 山形十中では、福島県南相馬市の福祉施設が作る缶バッジを購入することで障害者の就労支援、震災を風化させないPR活動を続けている。質疑応答で生徒からは「山形にいながら自分たちにできる支援は何か」との質問が出され、遠藤さんは「現地に行くことだけが支援とは思わない。被災地を忘れないために何か一つ、継続して取り組むことが大切。皆さんが実践していることを続けていくことも大事ではないか」と丁寧に応じた。

 最後に生徒たちは「少しでも被災地のためになる活動がしたい」「ボランティアに積極的に関わりたい」といった感想を発表した。
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