東日本大震災

東松島でお地蔵さん除幕 山形市のNPO法人が建立、震災記憶引き継ぐ

2014年03月11日
除幕されたお地蔵さんの顔をいとおしそうになでる住民=宮城県東松島市野蒜地区
除幕されたお地蔵さんの顔をいとおしそうになでる住民=宮城県東松島市野蒜地区
 東日本大震災の犠牲者を追悼し記憶を後世に引き継ごうと、山形市のNPO法人「被災地に届けたい『お地蔵さん』プロジェクト」が被災地で取り組んでいる地蔵建立事業の第3弾として、震災から3年を迎えた11日、宮城県東松島市の野蒜(のびる)地区で3基目となる地蔵の建立除幕式が行われた。

 地蔵は津波に流された鳴瀬川河口近くの寺院跡地に建てられた。式には地区住民ら約200人が参加。関係者が除幕すると、柔和な表情で立つ中央の地蔵を両脇の童地蔵がにっこり見つめる3体の姿が現れ、拍手が湧き起こった。阿部秀保東松島市長は「市内で犠牲になった1100人超の思いを受け止め、復興していくことが私たちの使命。お地蔵さんのような笑顔を東松島に増やしていきたい」と祝辞を述べた。

 NPO理事長を務める長源寺(山形市)の葦原正憲住職は「震災の記憶を100年後、200年後に伝えたい。悲しみや苦しみをお地蔵さんに託して乗り越えていってほしい」とあいさつ。参加者はハトを模した白い風船にメッセージカードを付け空に飛ばした後、大曽根餅つき保存会(山形市)メンバーが振る舞う餅を味わいながら、震災の思い出を語り合った。

 プロジェクトは岩手、宮城、福島3県、37市町村の50カ所に地蔵を建立しようとスタート。チャリティーイベントなどを通じて元プロ野球選手の長嶋茂雄さん、王貞治さん、原辰徳さんら全国の著名人も協賛し、これまで宮城県石巻市と福島県南相馬市に建立している。
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