東日本大震災

震災で式中止の10年度卒、一緒に祝おう 山形大人文学部が卒業祝い10月開催

2014年08月06日
 山形大人文学部は、東日本大震災の影響で学位記・修了証書授与式ができなかった2010年度卒の学部生と大学院生を対象にした卒業祝いを10月18日に開催する。震災発生から3年が経過したことから「3年目の卒業祝い」と銘打ち、一人一人に応援メッセージなどを記した色紙を渡す。同学部OBで三陸鉄道(岩手県)社長の望月正彦さんによる特別講演会も開き、卒業生にエールを送る。

 10年度の同大学位記・修了証書授与式(人文、地域教育文化、理、医の各学部)は11年3月25日に県体育館(山形市)で予定していたが、東日本大震災の避難所となったため、中止を余儀なくされた。当時の学生たちは同大小白川キャンパス(山形市)で個別に学位記と修了証書を受け取るなど、一堂に会することなく大学を巣立った。

 山形大は毎年、卒業生を対象にした「ホームカミングデー」を学部ごとに実施。卒業生が学びやを訪れて同窓生や教職員と旧交を温めるイベントで、人文学部は今回、この場を活用して卒業祝いを企画した。10年度の卒業生は計約330人で、近く案内状を送付する。

 当日は小白川キャンパスの人文学部1号館で午後1時に開始する。学生にとっての指導教員が激励のメッセージや思い出を記した色紙を手渡し、卒業生代表が現況や震災時を振り返るトークショーを予定。1974(昭和49)年に同学部を卒業した望月さんは「三陸鉄道の復活を語る」(仮題)をテーマに講演する。

 5日の定例記者会見で概要を発表した。元木幸一人文学部副学部長は「まだ学生全員に『さようなら』を言うことができていない。震災から3年が経過し、ようやく卒業式ができる状況が整った」と話した。

市民参加受け付け
 一般市民も無料で参加を受け付ける。同学部は「卒業生以外でも関心がある人にたくさん集まってもらい、震災時を語り合える場にしたい」としている。問い合わせは同学部事務室023(628)4203。
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