東日本大震災

「その時」に備え、県警が訓練

2015年03月12日
 県警は11日、大規模な地震が発生したことを想定し、各地で対応訓練を展開した。信号機が機能しなくなった際の電源確保や誘導、機動隊の救助、刑事部門による遺体の検視など、各署・部隊が有事の対処方法を確認した。

◆検視手順を確認・山形署
 山形署は検視訓練を行い、災害時に的確に活動するための手順を再確認した。多数の犠牲が伴った東日本大震災。検視の現場では迅速に死因を見極め、身元につながる情報を記録することが求められた。訓練には署員約20人が参加。ダミー人形を使って、写真撮影、爪や血液の採取、歯の治療痕の記録など、実際の流れを確かめた。沼沢正樹副署長は「日ごろから態勢を整え、大規模災害に備えていく」と語った。

◆車内から救出・県警機動隊
 県警機動隊は天童市の三隊合同庁舎で、車に閉じ込められた運転手を救出する訓練をした。地震で乗用車同士が交通事故を起こし、男性1人が動けないとの想定。隊員1人が車内に入って救助者の状態を絶えずチェック。フロントガラスを割り、車の天井をめくって担架を入れる空間を確保した。隊員は互いに声を出し合い状況を共有。無駄のない動きで迅速に車内からドライバーを助け出していた。

◆発電機で信号作動・新庄署
 新庄署では、署員らが可動式の発電機を使った信号機作動訓練を行った。停電で信号機が停止しているとの通報を受け、新庄市宮内町の丁字路に出動。発電機を電源部につなぎ、電力を通常の「商用」から切り替えるまでの流れを確認した。横倉友裕交通課長は署員らに「災害の時には訓練を思い出しながら落ち着いて、一刻も早く信号機を動かせるように」と声を掛けていた。

大規模災害時の検視方法を確認する署員=山形署
大規模災害時の検視方法を確認する署員=山形署


地震の影響で事故を起こした車両からドライバーを救出する訓練。県警機動隊員が手順を確認した=天童市・県警三隊合同庁舎
地震の影響で事故を起こした車両からドライバーを救出する訓練。県警機動隊員が手順を確認した=天童市・県警三隊合同庁舎


発電機を使った信号機作動方法を確認する新庄署員=新庄市宮内町
発電機を使った信号機作動方法を確認する新庄署員=新庄市宮内町
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