東日本大震災

「震災忘れない」復興支援マグネット NPO法人が作成、活動継続へ資金確保

2015年11月17日
継続的な被災地支援を行うため、国境なき奉仕団のチーム山形が作ったマグネット。遠藤正明団長は「震災を忘れないことも支援の一つの在り方」と話す=山形市山寺
継続的な被災地支援を行うため、国境なき奉仕団のチーム山形が作ったマグネット。遠藤正明団長は「震災を忘れないことも支援の一つの在り方」と話す=山形市山寺
 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市を中心に復興支援に取り組むNPO法人国境なき奉仕団(本部・東京)のチーム山形(遠藤正明団長)が、継続的な活動費の一部に充てようと「復興支援マグネット」を作った。遠藤団長は「震災を忘れないことも一つの支援の在り方。多くの人が車などに付けることで被災地はきっと励まされると思う」と話している。

 チーム山形は山形市内のサラリーマンや主婦、学生ら約50人で組織。活動に参加した一般ボランティアは延べ200人を超える。震災後の2011年3月20日を皮切りに、被災家屋での泥かき作業、避難所での炊き出しなどを実施。現在も月2回ほどのペースで石巻市内の仮設住宅を訪れて芋煮会を催すなどし、被災者間のコミュニケーション促進を図っている。

 活動費は本部や県内企業からの支援金、募金などで賄っているが、震災から月日がたつにつれて、金額は減少傾向にあるという。「一般の人たちも含め、徐々に震災に対する関心が薄れてきていると感じる」と懸念を口にする遠藤団長。資金確保とともに、風化を防ぎたいとの思いからマグネットを作成した。

 遠藤団長は「仮設住宅から復興住宅への移行が進む中、これまでに築いてきたコミュニティーがゼロになってしまうという側面もある。復興はまだまだこれからだと感じる」と被災地の現状を語る。車などに張り付けやすいマグネットにすることで、多くの人が震災への思いを新たにするきっかけとしたい考えだ。

 マグネットは大小3枚入りの1セットで千円。売上金は作成費用を除いて全額、復興支援の活動費に充てられる。山形市山寺の遠藤物産などで取り扱っている。問い合わせは同社023(695)2126。
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