東日本大震災

醸造4年目、絆紡ぐ新酒 長井・「甦る」11日発売

2016年03月06日
「甦る」の新酒を満喫する参加者=長井市・中央会館
「甦る」の新酒を満喫する参加者=長井市・中央会館
 東日本大震災の被災者らが育てた酒米で仕込んだ純米吟醸酒「甦(よみがえ)る」の試飲会が5日夜、長井市の中央会館で開かれ、参加者がまろやかで爽快感のある味わいの新酒を楽しんだ。

 甦るの醸造は4年目。市内のNPO法人レインボープラン市民農場(竹田義一理事長)が運営する「福幸(ふっこう)ファーム」で避難者と市民らが協力して酒米「さわのはな」を栽培し、福島県浪江町から移転して市内の酒蔵を引き継いだ鈴木酒造店長井蔵(鈴木市夫社長)が醸造した。

 試飲会には関係者ら約20人が参加。同店杜氏(とうじ)の鈴木大介専務(42)が年々製造量が増えていることなどを紹介し「さわのはなの味の力強さと、長井の水の透明感が合わさった味に仕上がった。今後もいろんな人とのつながりを結ぶ酒として、甦るを造っていきたい」と話した。

 引き続き乾杯し、新酒や料理を楽しみながら懇談した。福島県いわき市から長井市に移住した学習塾経営村田孝さん(50)は「何回飲んでも本当においしい。さまざまな思いが詰まった酒が現在は全国で飲まれており、感無量だ」と笑顔を見せた。

 甦るは一升瓶で約3千本分を仕込んだ。一升瓶2808円、720ミリリットル入り1512円で、11日から市内や全国の酒販店で販売する。売り上げの一部は避難者支援に役立てる。
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