ろうそくの灯に鎮魂の思い込め 東日本大震災から5年
2016年03月11日
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ろうそくの灯に鎮魂の思いを込めたキャンドルナイト=山形市・文翔館前
キャンドルナイトのセレモニーで吉村美栄子知事は「心の中の時間はなかなか進まないと思っている。1人でも多くの人が笑顔になれるようにしたい」と述べた。郡山市から山形市に避難している後藤記美子さん(79)と孫の山形八小5年宗一郎君(11)と弟の同3年洸太君(9)が思いを語り、後藤さんは「原発事故の恐ろしさを知り、山形に避難した。家族に寄り添ってもらい山形の人たちには感謝している」と話した。 避難者や来場者が手作りしたキャンドルに火をともすころには5年前と同じように雪が激しく降りだした。訪れた人たちはハート形と、「3・11」と並べられたろうそくの灯を見つめ、手を合わせた。
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