第90回 全国高等学校野球選手権山形大会
きょう23日に決勝 スキなし、互角の戦力
決勝は酒田南−羽黒。2005年の第87回大会決勝で延長10回の激戦を繰り広げた両雄の3年ぶりの再戦となる。
酒南はここまで、右の小山貴史と左の安井亮輔が交互に登板。4試合で3点しか失っていない。羽黒は佐藤壮崇、佐藤旭の継投で勝ち上がった。こちらも4試合で5失点と安定している。いずれも投手陣に連戦の疲れはない。酒南は準々決勝から中2日の安井が濃厚。羽黒は準決勝東海大山形戦で救援登板し気合の乗った投球を見せた佐藤旭が先発か。
打線も互いに好調だ。酒南は3割4分6厘。特に3番山本耀志が4割2分9厘、4番西凌太が6割3分6厘と主軸に当たりが出ているのが心強い。羽黒は3割4分2厘。準決勝で好投手東海大赤間謙を攻略し波に乗る。
酒南は過去に9度進んだ決勝で7勝と、大一番で抜群の勝率を誇る。一方で去年の決勝で日大山形に逆転負けを喫した羽黒の雪辱を期す思いは強烈だ。戦力以外の部分でも互角の“武器”を持つ両チーム。守備、走塁、制球、配球など、わずかなミスが取り返しのつかない結果につながる。強豪同士が万全の状態でぶつかる試合は我慢比べの様相を呈しそうだ。
【両監督かく戦う】
全員が持てる力を発揮
酒田南・西原忠善監督 今大会、打線は左投手に苦しめられながらもよく対応してきた。主戦小山は本来の投球ができるようになってきた。決勝は厳しい戦いになると思うが、この調子で全員が持てる力を発揮してほしい。守りをしっかり固め、思い切りのいい勝負をさせたい。
前半が勝負の分かれ目
羽黒・横田謙人監督 去年、決勝で敗れた悔しさは今も残っている。準々決勝の延長戦、そして東海大との接戦は(決勝に)つながる。先制点を奪い、守り抜く野球をする。3点以上奪えば勝ちは見えてくる。うちも元気だが酒田南も元気。試合の前半が勝負の分かれ目になる。