やましん住宅展示場/ハウジングプラザ平清水/家づくりコラム【家識(いえしき)】

家づくりコラム家識

❻ 「知っとくワード集【ナ行】【ハ行】編」

黒板の前でチョークを持っている女性のイラスト

住宅メーカーのパンフレットを集めたり展示場を訪れたり、家づくりを考え始めて初めて出合う言葉、少なくないのではないでしょうか。そんな住宅用語のあれこれをピックアップ紹介する知っとくワード集の第3弾です。「やましん住宅展示場」見学や家づくりの具体的な打ち合わせの際にも知っておくとなにかと便利で、有利な情報を引き出しやすくなるかもしれません。

【ナ行】
<ナチュラルスタイル:なちゅらるすたいる>

自然の温もりが感じられる色使いや素材選びを意識したインテリアスタイル。壁と天井は白いクロスや珪藻土、漆喰などで床はフローリングが基本。色は白や生成り、明るめのベージュなど、家具であればメープルやパインといった明るい色の木製家具、ファブリック(布地)もリネンやコットン等の天然素材が多く用いられます。

<ニッチ:にっち>

もともとは、「隙間」「くぼみ」を意味する英語。西洋建築の用語では壁の凹みのことで、小物や絵、花瓶などを飾る棚として利用するために厚みのある壁を半円や方形にくぼませた部分のこと。玄関ニッチやリビングニッチ、アイデア次第でおしゃれで便利に活用できます。

<ぬれ縁:ぬれえん>

居室の外側に設けられた縁側のこと。風雨を防ぐ壁などがなく、雨に濡れてしまうことからこう呼ばれています。和風住宅によく似合う風情のある空間ですが、最近は洋風住宅が増えたことで、ぬれ縁というよりもウッドデッキの方が多く見られるようです。

<熱交換型換気:ねつこうかんがたかんき>

強制給排気換気による室内の空気の入れ換えの際に、外気の温度を調節して室内に取り入れる換気の方法。室内排気熱と外気温を熱交換させることで、冷たい外気は暖かく、暑い外気は冷やしてから室内に取り込むことで冷暖房効率を損ねることなく室内温度を一定に保ちます。

<延べ床面積:のべゆかめんせき>

建物の各階の床面積の合計のことで確認申請手数料の算定等の基礎になります。吹き抜け部のような床が無い部分については床面積に算入されないほか、玄関ポーチ、バルコニー、小屋裏収納、ロフト、ビルトインガレージなども一定の条件を満たせば床面積には含まれません。

【ハ行】
<パントリー:ぱんとりー>

常温で保存できる食品や飲み物、普段はあまり使わない調理道具などを収納しておける食品庫。一般的には、キッチン周辺に配置されます。料理が好きで食品ストックの多い人や週末まとめ買いする家庭、大家族には特におすすめ。物が溢れがちなキッチンが、パントリーがあることでいつでもスッキリと片づけやすくなります。

<ビルトインガレージ:びるといんがれーじ>

家の一部にガレージを取り込んだものをビルトインガレージまたはインナーガレージと言います。限られた敷地を無駄なく活用することができ、建物の中に車をすっぽりと収めることができるので雨や風雪、盗難などからも守られて安心。ガレージの面積が延べ床面積の1/5までは床面積に含めないという税制上のメリットもあります。

<フラット35:ふらっと35>

住宅金融支援機構と民間金融機関との提携による住宅ローンで返済期間中の金利が最初から最後まで固定される「長期固定金利」が大きな特徴の住宅ローン。数十年先の景気や金利の変動に左右されない安心感が魅力です。取扱い金融機関によって金利は異なりますが、借入条件などは同じ。住宅取得のニーズに合わせて様々な借入メニューや返済方法が用意されています。

<ベイウインドウ:べいういんどう>

ベイとは英語で「bay:湾」を意味し、ベイウインドウとは台形に張り出した出窓のことです。窓が張り出していることで室内を広く感じさせるとともに、張り出した部分に花や小物など飾ることもでき、外観上のアクセントにもなります。

<ホルムアルデヒド:ほるむあるでひど>

かつては合板や家具の製造用接着材、内装などの塗料、防腐剤などに多用されていた揮発性有機化合物の一種でシックハウス症候群の主な原因と考えられています。シックハウス対策として2003年に建築基準法が改正され、ホルムアルデヒド含有量の低い建材の使用が義務づけられました。