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ベビーヨガでスキンシップ 育児のストレス発散にも

 赤ちゃんと親が一緒になって行う「ベビーヨガ」は、親子のコミュニケーションを高める目的で考案された。赤ちゃんを膝の上に乗せてストレッチをしたり、抱きかかえながらヨガを行うことで、親子のスキンシップが図れるほか、赤ちゃんにとっては股関節や筋肉の正しい発育、親にとっては産後の体力回復、骨盤矯正といった効果があるとされる。山形市内で9月26日に開かれたベビーヨガ講座を取材した。

 取材に訪れたのは、山形市江南1丁目の江南公民館で開かれたベビーヨガ講座。「赤ちゃんヨガ&ベビーマッサージサロンらぁぶ樹」を主宰し、山形市を中心にベビーヨガの講座を開講している豊田春菜さん(29)=仙台市青葉区八幡=の指導で6組のママと赤ちゃんがベビーヨガに取り組んだ。

講座には6組の親子が参加し、ベビーヨガを楽しみながら赤ちゃんとスキンシップを図った
講座には6組の親子が参加し、ベビーヨガを楽しみながら赤ちゃんとスキンシップを図った

 講座はママのストレッチからスタート。まずは手足の関節を回して体を十分にほぐす。骨盤を調整する運動の後、ヨガの呼吸法の練習。初めて参加するママもおり、ヨガの基本となる「丹田呼吸法」を学んだ。へそから指3本分下にある「丹田」を意識し、息を吸ったり吐いたりすることで心身をリラックスさせる。

 続いて赤ちゃんの股関節を柔軟にするストレッチ。赤ちゃんの両足を持ち、足の裏同士をトントンとたたくように動かした後、おなかをコチョコチョとくすぐってあげると、赤ちゃんがうれしそうに笑いだした。

 いよいよヨガのレッスンを開始。最初は「ネコのポーズ」。赤ちゃんの上で四つんばいになり、ママが背中を反らしたり、片足を後ろに伸ばしたりする動きだ。赤ちゃんの顔を見つめながら行うことでスキンシップが図れる。次の「V字バランス」は赤ちゃんをおなかに乗せたまま、お尻を支点に足を真っすぐに上げる。腹筋に相当負荷がかかる動きで、運動不足の解消に役立ちそうだ。

 「橋のポーズ」はあおむけに寝かせた赤ちゃんの背中を手で支えて少し浮かし、橋を架けるイメージ。背筋を刺激することで赤ちゃんの内臓を活性化させるなどの効果があるという。今度はママがあおむけに寝ておなかの上に赤ちゃんを乗せ、ママが腰を浮かせて「橋」になる。

 最後は2組で行うV字バランス。互いの足の裏を合わせた状態でV字を続けると、あまりのきつさにママたちから悲鳴が上がった。「寒い季節になると代謝が下がりがちになるが、丹田呼吸法やヨガに取り組むことで、代謝が上がる効果がある。腸の巡りが良くなり、便秘の解消も期待できますよ」と豊田さん。ヨガを終え、額に汗をにじませたママたちの表情に充実感がにじんだ。

ベビーヨガの指導に当たった豊田春菜さん。「ママが楽しみながら取り組むことが大事」と語る
ベビーヨガの指導に当たった豊田春菜さん。「ママが楽しみながら取り組むことが大事」と語る

 山形市内から参加した女性(28)は「ベビーマッサージを体験したことはあったが、ベビーヨガは初めて。7カ月の娘と楽しくスキンシップを取ることができたので、今後も続けたい」と話していた。

 2児の母親でもある豊田さんがベビーヨガに出会ったのは2010年。初めての子育て中に「自分が子どもを守らなければ」という意識にとらわれ、育児ストレスから家にこもりがちになったという。そんな中で体験したベビーヨガに「こんなにも子どもと楽しく遊べるんだ」と刺激を受け、同年に指導者の資格を取得、ベビーヨガを広める活動を続けている。豊田さんは「ママが笑いながら取り組むことで赤ちゃんもうれしくなり、表情が豊かになる。育児のストレスをためこむことなく、楽しみながらベビーヨガに取り組んでほしい」と語った。

赤ちゃんを両手で支えながら腰を浮かす「橋のポーズ」
赤ちゃんを両手で支えながら腰を浮かす「橋のポーズ」
赤ちゃんをおなかに乗せたまま足の裏を合わせる「V字バランス」。あまりのきつさに悲鳴が上がった=山形市江南1丁目・江南公民館
赤ちゃんをおなかに乗せたまま足の裏を合わせる「V字バランス」。あまりのきつさに悲鳴が上がった=山形市江南1丁目・江南公民館
メモ

 指導に当たった豊田春菜さんはベビーヨガのほかにベビーケア、チャイルドケア、チャイルドアロマセラピストなど多彩なインストラクターの資格を持ち、各種講座を山形、天童、東根各市などで開講している。ベビーヨガのサークルを開設しており、参加者を募集している。参加費は1回当たり1500円で、ヨガマット持参の場合は1000円。参加希望者は豊田さんのブログ(http://ameblo.jp/lovejyu-mama-baby/)から申し込む。

2013年10月1日掲載
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