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たくましさ育む冬の森 飯豊少年自然の家「親子でチャレンジ!」

 豊かな自然環境に囲まれた県飯豊少年自然の家(飯豊町、長谷川千秋所長)。年間を通じて自然と触れ合える催しを企画しており、今月上旬には親子連れが1泊2日で雪遊びや調理などに取り組む「親子でチャレンジ!」を開催した。2日目に行われたスノーシュー(西洋かんじき)を履いてのトレッキングでは、たくましさを増した子どもたちの姿があった。雪に包まれた森の探検を楽しんだ親子の様子を紹介する。

小高い場所にある展望台を目指して斜面を登る。子どもたちはたくましく歩を進めた
小高い場所にある展望台を目指して斜面を登る。子どもたちはたくましく歩を進めた

 イベントには、県内外の親子6組14人が参加。子どもたちの年齢は保育園の年長から小学5年生までとさまざまだ。前日に施設の職員からスノーシューの履き方を教わっていた子どもたちは慣れた手つきで装着。中には、「こうやって履くんだよ」と自ら進んでお手伝いする男の子も。積極的に活動するわが子の姿を、お母さんはうれしそうに見つめていた。

 参加者たちは職員の案内で施設敷地内の森の中へ。青空が広がり、トレッキングには絶好の天候。雪原に残ったウサギの足跡、リスがかじったことで細くなった松ぼっくり、タムシバの花の芽など豊かな自然をじっくりと観察し、それぞれのペースで歩を進めた。

 しばらくすると、視界が開けた場所に到着。「新雪の上で駆けっこしてみようか」との職員の声で、横一列に並んだ子どもたち。目の前には真っさらな雪原が広がる。「よーい、どん」。号令とともに、雪を舞い上げながら一斉に駆け出す。新雪のふかふかとした感触はたまらなく魅力的だったようで、呼び止められるまで延々と走り続けていた。

新雪の上で駆けっこをする子どもたち。ふかふかの感触はたまらなく魅力的だ
新雪の上で駆けっこをする子どもたち。ふかふかの感触はたまらなく魅力的だ

 休憩と水分補給の後、森の中の小高い場所にある展望台を目指して斜面を登った。幼児には少々厳しい勾配だったが、親子で声を掛け合いながら全員がゴール。町内の街並みを眼下に見下ろす絶好のロケーションで、「飯豊少年自然のイエーイ」を合図に記念撮影を行った。

 帰り道はお尻で坂を下ったり、新雪に覆われたルートを駆け降りたりと、思い思いに雪と親しんだ参加者たち。疲れ知らずで駆け回る子どもたちを、お父さんとお母さんたちは少々驚きながらも笑顔で見守った。

 小国町小国町の公務員舟山俊哉さん(39)は、一緒に参加した保育園年長の和(なお)君(6)について「展望台まで自分の力で登り切ってくれたことがうれしい。随分たくましくなったと思う」と笑顔。福島県国見町から親子3人で参加した国見小3年村上龍君(9)は「福島にはこんなに雪が降らないから、ふかふかの雪の上を思いっきり走れて楽しかった」と声を弾ませていた。

お母さんのスノーシュー装着をお手伝い。わが子の姿が頼もしく映る
お母さんのスノーシュー装着をお手伝い。わが子の姿が頼もしく映る
リスにかじられて細く変形した松ぼっくりなど、道中では豊かな自然を感じることができた
リスにかじられて細く変形した松ぼっくりなど、道中では豊かな自然を感じることができた
飯豊町の街並みを見下ろす展望台で記念撮影。シャッターの合図は「飯豊少年自然のイエーイ」
飯豊町の街並みを見下ろす展望台で記念撮影。シャッターの合図は「飯豊少年自然のイエーイ」
2015年2月17日掲載
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