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さぁスケートに挑戦だ 上達には「楽しい気持ち」が大事

 韓国で9日に開幕する平昌冬季五輪まであと3日に迫った。スピードスケート男子には山形中央高出身の加藤条治、ウイリアムソン師円、小田卓朗、一戸誠太郎の4選手が名前を連ね、スケートに興味を持った子どもは多いだろう。小さな子が始めるには勇気がいるが、世界で戦う選手たちも最初はおっかなびっくり滑っていたはず。初めて滑る時に心がけることとは…。

スケート靴を履いて準備完了。靴のサイズは足の大きさとぴったりだ
スケート靴を履いて準備完了。靴のサイズは足の大きさとぴったりだ

 「子どもに楽しい気持ちになってもらうことが上達の近道」と話すのは、県スケート連盟普及部長の寺田貴美子さん(60)。初めての子どもは緊張で体が硬くなりがち。優しく声を掛けて安心感を与えることがポイントだ。

ぴったりの靴

 まずはスケート靴の準備から。子どもには硬すぎて履くと痛みを覚えることがある。少し大きめのサイズを選んでしまいがちだが、バランスが取りにくくなるので足の大きさとぴったりな靴を選ぶこと。慣れない場合は厚手の靴下を履いてクッション代わりにしてみて。3~4歳向けに安定感抜群の2枚刃もある。

 基本の立ち方はブレードを立てて足をVの字。膝を少し曲げて両手は腰の位置に置く。ペンギンをイメージすると分かりやすい。前のめりの姿勢は足への負担が大きいので真っすぐ立つことを心がける。

通常の1枚刃と2枚刃のスケート靴。2枚刃は安定性抜群なので小さな子どもでも安心だ
通常の1枚刃と2枚刃のスケート靴。2枚刃は安定性抜群なので小さな子どもでも安心だ
スケートの基本的な立ち方。ペンギンのような姿勢を意識すると分かりやすい=山形市総合スポーツセンター屋外スケート場
スケートの基本的な立ち方。ペンギンのような姿勢を意識すると分かりやすい=山形市総合スポーツセンター屋外スケート場

細かく足踏み

 氷上デビューを飾ったら、足踏みの練習から始めよう。普段歩く感覚で足を前に出すと転びやすいので注意が必要だ。「y」の形を意識し、トントントンと細かく足踏みすると自然に前に進んでいく。慣れてくるとブレードを平行にして滑ったり、片足に体重を乗せたりできるようになる。寺田さんは「小学生は歩くようにして滑ることができれば十分」とする。体重移動で前に進む「自力滑走」ができるまでに3年ほどかかるそうだ。

 何度転んでも立ち上がって練習する子どもの姿はほほ笑ましいが、「転び癖がついてしまうと、上達が遅くなる」と寺田さん。「子どもに『転ばないんだよ』と声を掛けると、『転んじゃ駄目なんだ』と思うようになる。転ぶ回数が減ると自信になり、もっと上手になる」とアドバイスする。

子どもを指導する寺田貴美子さん(左)。子どもが大変な時はそっと手を差し伸べる
子どもを指導する寺田貴美子さん(左)。子どもが大変な時はそっと手を差し伸べる

体幹しっかり

 山形市総合スポーツセンター屋外スケート場では毎年、スケート教室を開催しており、園児や小学生が練習に励んでいる。最初はこわごわ氷上に立つ子どもだが、気づけばみんなで大はしゃぎ。山形市東沢小1年山川夢愛さん(7)は「最初は怖かったけど、だんだん良くなった」と、滑り足りない様子。市体育協会のジュニアスポーツスクールで滑り方を学んだ山形四小2年本間翔子さん(8)は「ちゃんと滑れるようになると楽しい。いつかプロ選手みたいに滑ってみたいな」と笑顔で話していた。

 スケートは体幹が鍛えられ、どんなスポーツにも役立つ。子どもから大人まで身近なウインタースポーツとして楽しめるのが魅力でもある。寒さで出掛けるのがおっくうになりがちだが、まずは氷上に一歩踏み出してみよう。

夢中になって滑る子どもたち。雪が降ってもへっちゃらだ
夢中になって滑る子どもたち。雪が降ってもへっちゃらだ
2018年2月06日掲載
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