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フラワーアーティスト・山形で活躍の2人に聞く 冬こそ花を飾ろう

 冬の足音が聞こえる季節になった。野山が雪で真っ白になるからこそ、家に鮮やかな花を飾ろうと思っている人もいるのでは。山形市に拠点を置いて活躍する若手フラワーアーティスト2人に、リースを土台にしたアレンジメントのこつを聞いた。クリスマスから年明けまで楽しめるデザイン、100円均一店で手に入る小物を使い、子どもと一緒に作る方法を教えてくれた。

アトリエモモ・木村聡美さん 常緑樹、木の実使い手軽に

「親子で楽しんで」と円柱形の花瓶に載せるタイプのリースを紹介する木村聡美さん
「親子で楽しんで」と円柱形の花瓶に載せるタイプのリースを紹介する木村聡美さん

 木村さんは子どもが拾ってくるような松ぼっくりなどを使い、円柱形のガラスの花瓶に、常緑樹や木の実を置いていくリースを提案する。コニファーや杉、ヒバなど3~4種の小枝を、直径20~25センチほどの花瓶の端に丸く置く。「コニファーは庭に植えている人もいますね。緑のまま乾燥するし、生のうちは香りも楽しめるんです」。小枝の上に、水が無くてもしおれないリュウカデンドロやシルバーブルニア、コットンフラワーを載せていく。中心にゴールドのキャンドルを置くと、クリスマスの雰囲気に。「食卓や玄関に置いて、数日ごとに少しずつ変えてみては」と木村さん。リュウカデンドロは乾燥すると開いてくるので、子どもに伝えて毎日観察を楽しんでもらうのもアイデアだ。

 正月版はちりめん柄のボールや水引で和の雰囲気を加える。こうした和風の飾りは100円均一店で手に入る。常緑樹の葉をしめ縄に替えるのもいい。松や千両をあしらえば、スタイリッシュな和風な飾りに。花瓶にこだわらず、花器はガラスの器でもいいし、常緑樹に赤い水引を添えてもいい。木村さんのアドバイスもシンプルだ。「難しく考えず、気楽に楽しんで」。

コニファーやリュウカデンドロなど、そのままドライフラワーになる植物がお勧め
コニファーやリュウカデンドロなど、そのままドライフラワーになる植物がお勧め
【正月版】水引を添えて和風に
【正月版】水引を添えて和風に
 アトリエ・モモ(山形市若葉町、木村聡美代表) 木村さんは12歳から生け花を習い、教授の腕前を持つ。東北芸術工科大では日本画を学んだ。ユリの魅力を発信する「リリーアンバサダー」としても活動。スタッフは木村さんを含めて4人。オープンアトリエは日曜~火曜、他は予約制。ウエディングのブーケや装花、ギフト販売、レッスンも行う。問い合わせは023(664)0724。

エスパッソ・ダ・フロール佐藤大成さん 身近なものを取り入れて

「洗濯挟みはしっかり止まるし簡単」と独自の発想でリースを作る佐藤大成さん
「洗濯挟みはしっかり止まるし簡単」と独自の発想でリースを作る佐藤大成さん

 「何でもいいから身近にあるものを使ってみて」と佐藤さん。リースの土台は手のひらサイズにすると飾りやすい。花や植物を飾るときは立体感を出すのがポイント。クリスマスはヒバ、正月は松が雰囲気をつくる。色は、クリスマスが定番の赤や緑、正月は金がお勧め。

 「太陽みたいっしょ」。今度は透明なプラスチック製ハンガー13本を円形に組んだ大きなオブジェを取り出した。結束バンドでがっちり止めてある。花止めに使うのはシルバーの洗濯挟み。いずれも照明が反射してキラキラする素材だ。ハンガーの土台に、イタリアンルスカスを編むように絡め、スターリンジやピンクッション、トウガラシをあしらう。チョコレート色の葉はくるんと巻いてホチキスで止め、新聞紙で作った飾りの中に埋め込む。

 「正月は穴を埋めるのはどう?」。正月版は中心に100円均一店でも手に入る扇子、荒縄を置いて、丸めた金色の紙も付けた。  デニムの端切れを巻いたり、棒付きキャンディーを飾ったりするのもいい。佐藤さんは「花店で水に入れなくても日持ちする花や植物を聞いて選んでみて。飾るときはとにかく遊んでほしい」と話す。

【正月版】ゴールドの小物や荒縄をあしらって和を演出
【正月版】ゴールドの小物や荒縄をあしらって和を演出
スターリンジ、ピンクッションなどの花材を選んだ
スターリンジ、ピンクッションなどの花材を選んだ
エスパッソ・ダ・フロール(山形市千手堂、佐藤大成代表) 佐藤さんは15歳でブラジルに単身移住。この経験を元にエアプランツなど南米の植物を得意とし、色彩感覚もブラジル風でスパイシーにデザインする。予約制で、ウエディングや飲食店の装飾、個人向けアレンジメントを請け負う。「人の驚く作品を作りたい」と日々創作する。問い合わせはinfo@es-flor.com
2018年11月20日掲載
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