むがし、稼ぐのが嫌いなもんで、おっかがら(※)ヤキミシ一づ
村がら村、ずっと歩いで行ったのはええげんど、腹へってきたんだど。んだげんど、
そしたらば、笠かぶった
「あの
「おらの首にヤキミシあっから、結び解いでくれだら、半分お前さやる」て言うたら、「いや、(※)はっづげな、人のごどなどしてらんね。おれぁ笠の
世の中にはどんずやりがいっぱいいるげんど、切りがないもんだど。とうびんと。
音読・山形の民話
どんずやりには切りがない(置賜地方)文・武田正(やまがた民話の会協議会長)/ウメチギリ(ちぎり絵)・梅津郁子
むがし、稼ぐのが嫌いなもんで、おっかがら(※)ヤキミシ一づ
そしたらば、笠かぶった
「あの
「おらの首にヤキミシあっから、結び解いでくれだら、半分お前さやる」て言うたら、「いや、(※)はっづげな、人のごどなどしてらんね。おれぁ笠の 世の中にはどんずやりがいっぱいいるげんど、切りがないもんだど。とうびんと。 ![]() ※【ヤキミシ】おにぎり 【ぼだしてやらっだ】追い出された 【どんずやり】面倒くさがり、横着者 【はっづげな】そんな
2009年8月25日掲載
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