むがしのごんだど。
兄の方はさっそく、一升の米で(※)焼ぎめし握って、風呂敷で
ところが、弟の方は「一生食える」というもんで、朝から畑さ出て、草を取んべし、終わったら、山さ柴刈りに行って、二
「ところで、兄は一日何しったもんだ」と聞ぐど、兄は(※)えてになって、「おらは、
どんびん。
音読・山形の民話
(※)どんずやりの兄(置賜地方)文・武田正(やまがた民話協議会長)/ウメチギリ(ちぎり絵)・梅津郁子
むがしのごんだど。
ところが、弟の方は「一生食える」というもんで、朝から畑さ出て、草を取んべし、終わったら、山さ柴刈りに行って、二
「ところで、兄は一日何しったもんだ」と聞ぐど、兄は(※)えてになって、「おらは、
どんびん。 ![]() ※【どんずやり】ぐうたら 【焼ぎめし】おにぎり 【えてになって】得意になって
2007年8月7日掲載
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