隣の
隣の家さ来た
間もなぐ、隣の
独り言いって、さがし出して、
「納豆つけだら、(※)んまがんべが。
と言って、納豆さがすしているうず、餅あぶれ始めだけど。
火棚の上さえだ
「どれ、あぶれるまで、ひと休みすんべ」
ど言って、庭にある大きなお釜の
火棚がら落っで来た
それがら、尻の大きいなば「お釜尻」ど言うようになったんだど。ドンビン
音読・山形の民話
お釜尻(内陸地方)文・滝口国也(東根市民話の会会長)/ウメチギリ(ちぎり絵)・梅津郁子
隣の家さ来た
間もなぐ、隣の
独り言いって、さがし出して、
火棚の上さえだ
「どれ、あぶれるまで、ひと休みすんべ」
火棚がら落っで来た
それがら、尻の大きいなば「お釜尻」ど言うようになったんだど。ドンビン ![]() ※【ちょえちょえ】たびたび 【まだ来るがすんなえ】また来るかもしれない 【火棚】いろりの上に天井からつるしたすのこの棚。ぬれたものを乾かすのに使う 【んまがんべが】おいしいだろうか 【こだんどさ】こんな所に
2009年3月10日掲載
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