最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2016

第11週 糠野目水辺の楽校-最上川源流域(米沢)動画はこちら[動画]

君たちの未来、見守る川

米沢藩の重臣・直江兼続が築いた「直江石堤」を踏み締める=米沢市赤崩
米沢藩の重臣・直江兼続が築いた「直江石堤」を踏み締める=米沢市赤崩
 「最上川200キロを歩く」は23日、最終区間の第11週を迎えた。5月14日に河口の酒田市をスタートして約2カ月。アンカーの米沢市愛宕小の4~6年生13人は、これまで参加した10校207人の思いをのせたビッグフラッグを携えて、源流域の直江石堤まで元気に歩いた。川への油流入を防ぐ吸着マットを使う実験や水質検査で、川の保全を学ぶとともに、水辺で生き物と触れ合い、全身を使って最上川を知った。

 「探検リレー」最終週にふさわしく快晴の米沢市。アンカーの愛宕っ子は、眼下に田んぼが広がる堤防を元気いっぱい歩く。早速、好奇心旺盛な児童が堤防沿いの白いプレートを指さし「201キロってなーに?」と質問。河口からの距離を示す目印「河川距離標」と聞いて、最上川の長さをあらためて学んだ。

 川保全の秘訣(ひけつ)は実験を通じて知った。油流入を防ぐのは、オイルフェンスやオイル吸着マット。色をつけた油を白いマットで吸い取ると「きれいになったね」と口々に語り、川を守る必要性を感じた様子。

 窪田水辺の楽校では、爽やかな風が吹き抜ける中、水に触れたい子どもたちは川面をのぞいたり、浅い川底の小石を拾ったり。江戸時代、直江兼続が注力した治水事業でつくられたという石積みの堤防で、歴史に思いをはせながら冒険を締めくくった。
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