県内ニュース残雪縫いのんびりドライブ 県内3山岳観光道が開通
2008年04月25日 14:18
県内3つの山岳観光道路が冬季閉鎖を終えて25日、開通した。午前中はあいにくの天候だったルートもあったが、残雪を縫ってドライバーがのんびりとドライブを楽しんだ。【蔵王エコーライン】
関係者がテープカットとくす玉開きを行い、山岳観光シーズンの幕開けを祝った=宮城県側
蔵王連峰の夏山開きも兼ね、山形と宮城の両県から約250人の関係者が出席した。強い風の吹く中で行われた神事で交通安全と登山者の無事故を祈願した後、午前11時半すぎに開通を宣言。テープカットやくす玉開きを行い、約半年ぶりの通行再開を祝った。 あいにくの曇り空だったが、式典会場付近では多くの車が開通を待ち、両県双方に長い列をつくった。暖冬の影響はあるものの、県境付近の沿道にはまだ2メートルほどの雪が壁となって残っているところもあり、ドライバーらは雪の回廊に沿ってゆっくりと進んでいた。 エコーラインは上山市と宮城県蔵王町を結び、総延長は26キロ。凍結の恐れがあるため、5月8日朝まで夜間通行止め(午後5時から翌日午前8時)となる。 【西吾妻スカイバレー】
冬季閉鎖を終えて開通した西吾妻スカイバレー=米沢市
白布温泉側の閉鎖ゲートには計5台が並び、午前10時の開通と同時にパトロール車に先導されて次々とゲートを通過。多いところで約2メートルの残雪と濃い霧の中を縫うようにして、冬の名残を感じながら峠を越えて福島県側に向かった。 西吾妻スカイバレーは凍結の恐れがあるため、5月中旬までは午後5時から午前8時まで夜間通行止めになる。 【鳥海ブルーライン】
開通した鳥海ブルーライン=遊佐町
神事の後、池田薫副町長がが「鳥海山の知名度は年々上がり、観光客の数も増えている。車の運転とトレッキング中の安全には十分配慮してほしい」とあいさつし、関係者7人とともにテープカット。開通を待って約30台の車が並んだ。一番乗りを果たした酒田市本楯、佐藤進さん(58)は「午前5時ごろから待っていた。鳥海ブルーラインが開通すると春の訪れを感じる」と語り、記念の花束を受け取った。引き続き、関係者が鳥海太鼓の演奏に送り出され、鉾立駐車場(にかほ市)までパレード。到着後、遊佐町とにかほ市の合同開通セレモニーを行った。 鳥海ブルーラインは全長34.9キロで、去年11月から一部区間が通行止めとなっていた。5月末ごろまでは夜間(午後5時−翌日午前8時)通行止めとなる。
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