県内ニュース育て、海岸林保全ボランティア 酒田でリーダー研修会
2008年05月16日 21:30
ナラ枯れの予防策として、樹幹にドリルで穴を開けて殺菌剤を注入する方法を学ぶ参加者=酒田市
海岸林保全のボランティア活動で、参加者たちの指導に当たる人材を育成する目的。県庄内総合支庁が2002年度から「出羽庄内公益の森づくり事業」の一環として企画しており、やまがた緑環境税を活用している。08年度は全3回シリーズで、この日が初回。これまではクロマツ保全についての講義が中心だったが、本年度は拡大傾向にあるナラ枯れについても学ぶ。 森林保全活動に取り組む団体や行政機関の関係者ら約40人が参加。初めに、同市の眺海の森森林学習展示館で室内研修を実施。県と北庄内森林組合の職員が講師を務めた。松くい虫については、マツノザイセンチュウという線虫がマツノマダラカミキリの体内に入り被害をまん延させ、ナラ枯れについては、ラファエレア・クエルキボーラという菌がカシノナガキクイムシの体内に入り被害を広げることなどを説明した。 この後、近くの茗ケ山自然林に移動して現地研修に臨み、松くい虫とナラ枯れの被害木を観察。ナラ枯れの予防策として樹幹にドリルで穴を開けて殺菌剤を注入したり、樹幹に接着剤を散布する方法などを学んだ。残り2回は年内に開催の予定で、クロマツ林の下草刈りなどを行う。
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