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県内、ガス欠車両増えてます JAF山形支部、適時給油呼び掛け

2008年07月05日 08:26
 燃料切れで立ち往生する車両が、揮発油税などの暫定税率失効直前の今年3月以降、県内で増加傾向にある。日本自動車連盟(JAF)山形支部によると、3−6月の出動件数は185件で前年同期間と比べ13件増。特に同支部への出動要請は月末にかけ増加している。同支部は「月初めのガソリン値上げ直前に給油しようとして無理する人が増えていることが考えられる」などと分析する一方、重大事故につながる恐れがあるとして「適時給油を」と注意喚起している。

 燃料切れ車両が増加している背景について、同支部は2つの可能性を指摘する。1つは月末の駆け込み給油。最近は毎月ガソリンが値上げされ、値上がり前にできるだけ多く給油しようと、給油計が空の状態に近づいても無理して走り続けたためガス欠となった−と分析する。

 もう1つの要因は急激な価格高騰。「最近は満タンにする人が少なくなった」。同支部の職員はガソリンスタンドの従業員からこうした話をよく聞くという。特に若い人らの間で「10、20リットルだけ」「2000円分」と定量で給油するケースが目立つといい、同支部は「十分に燃料が入っていない状態で遠出してしまい、給油のタイミングを逸して燃料切れになる」と推測する。

 一般的に車の燃料タンクは残量が5−10リットルになると、警告灯が点灯する仕組みになっている。JAF山形支部の堀俊広係長は「警告灯がついたら走れる距離は約50キロ。道路条件によっても違うので注意が必要」とアドバイスする。

 燃料切れによる影響はその車を運転していたドライバーだけにとどまらない。堀係長は「走行中に燃料が切れると、パワーステアリングが効かなくなり、ブレーキペダルも重くなるなど、運転に大きな支障がでる」と指摘する。急激にスピードも落ちるため、追突事故を引き起こす可能性もあるといい「周りの人や車に迷惑を掛けないためにも燃料管理はしっかりしてほしい」と話している。

 県警によると、高速道路や自動車専用道路で燃料切れした場合は2点減点、普通車の場合9000円、大型車なら1万2000円の反則金も科される。

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