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産科医師の離職防止へ「分娩手当」 県立3病院で新設

2008年10月03日 10:47
 県病院事業局は、県立病院で休日・時間外の分娩(ぶんべん)を扱った医師に支給する特別手当を新設した。産科のある中央、新庄、河北の3病院で1日から運用を始めた。長時間労働やお産事故に伴う訴訟リスクの高さを背景に、全国で産科医不足が深刻化する中、医師の病院離れを防ぐ狙いだ。

 病院事業局によると、3病院の産科医は現在、計8人(中央4人、新庄2人、河北2人)。2007年度の出産数は、合わせて1317件で、このうち休日・時間外の出産が、約6割を占める。

 特に新庄病院では、地域の産科医院がお産を扱わなくなったため、同病院に集中。02年度が同じ2人体制で213件だったのに対し、07年度は531件と2.5倍に増加した。応援医師が週1−2回派遣されるが、厳しい勤務状況になっている。

 新設した手当は、こうした激務をこなす産科医に応えるもの。1件につき1万円を支給する。早産などリスクの高い出産の場合は2万円。県内では、山形大医学部付属病院などが同様の手当を設けている。病院事業局は「病院の産科医は、大変な環境で働いている。手当創設で医師の定着につなげたい」としている。

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