県内ニュース蔵王坊平と温泉で健康づくり 気候・地形療法、検証作業進む
2008年10月26日 22:23
自然の中を散策するモニターら。上山市ではウオーキング教室を通じて気候・地形療法の効果検証が行われている=上山市・蔵王坊平アスリートヴィレッジ
気候療法は日常生活と異なる気候環境で保養などを行う自然療法で、地形療法は森林遊歩道など自然の中を歩くことで健康づくりを図る療法。ドイツでは医科学的に効果が証明され、普及しているという。 市の提案した事業は、かみのやま温泉とアスリートヴィレッジを連動させ健康づくりを推進する「上山型温泉クアオルト(保養・療養地)」の構築を目指す取り組み。気候・地形療法による効果を総合的なプログラムづくりに生かし、将来的には温泉療法と融合した新たな健康づくりの仕組みの確立を目指している。 市と関係団体などによる市温泉保養地まちづくり協議会(会長・横戸長兵衛市長)を組織しプロジェクトを展開。ウオーキング教室は第1弾の活動で、標高1,000メートルほどのアスリートヴィレッジと温泉街近くにある同200メートルほどの里山に、それぞれ約3.5キロの歩行コースを設定した。今月末までの期間中、約30人の市民らがモニターとして教室に参加。2班に分かれて約1時間のウオーキングに取り組んでいる。15分おきに血圧と心拍数を測定するなどして体調の変化に関するデータを収集。加えて、アンケートや体力測定なども実施しながら、健康効果を検証していくという。 同協議会では効果を実証した上で、市民向けのウオーキング教室やモニターツアーなどを展開していく計画。関係者は「健康づくりの場はもちろん、温泉保養地としての地位を確立させ地域活性化につなげていきたい」と話している。
|
文字サイズ変更
ニュース特集
山形新聞から
|












