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これが義経から授かった巻物 真室川の民家、数秒のご開帳

2008年11月12日 18:43
参拝者が見守る中、ご開帳された大日様=真室川町小国地区
参拝者が見守る中、ご開帳された大日様=真室川町小国地区
 真室川町小国地区の佐藤新男さん(57)の家で12日、源義経から授かったとされる「大日様」のご開帳が行われた。「大日様」は縦40センチ、横30センチほどの巻物で、見る人によって大黒様やえびす様、血まみれの子どもなどに見えるといわれ、年に1度、ほんの数秒間のみ公開されている。

 「大日様」は、源頼朝から追われた義経一行が平泉に落ち延びる際、小国地区の佐藤家に1泊したお礼として授けたといわれている。盗難に遭い、無事手元に戻るまでの数年間を除き毎年、佐藤家では義経から指定されたという旧暦10月15日正午に数秒間公開している。端が破れるなど劣化が激しいことから修復が決まっており、“原形”では最後のご開帳となった。

 保管している同家の社殿で、かみしも姿に正装し、白い紙をくわえた新男さんと長男の新一さん(23)が、正午と同時にゆっくりと巻物を開き、約10秒後に閉じた。巻物には太陽の下で2人の裸の男の子が控えている様子が見え、町内外から訪れた約30人の参拝者は、静かに手を合わせながら見守っていた。

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