県内ニュース県産米新品種、名称は「つや姫」に 今秋から試験販売、アピール
2009年02月23日 21:52
名称決定後に報道陣の質問に答える吉村美栄子知事=山形市・山形グランドホテル
山形市の山形グランドホテルで同日開かれた山形97号ブランド化戦略実施本部会議で決定した。会議には、本部長に就任した吉村美栄子知事をはじめ生産、流通、販売、消費などの専門家が出席。去年12月から今年1月までの約1カ月間実施し、1万9594票が寄せられた県民投票の結果などを踏まえて協議した。最終候補7点から、「山形97号」(4621票)、「出羽穂の香」(4060票)、「つや姫」(3285票)の上位3点に絞り、選考した。 ブランド・コンセプトや生産・販売戦略との整合性、関係者の意見、市場調査結果などを基本に▽分かりやすく、商品特性が伝わる▽消費の中心となる女性の評価▽将来的な生産拡大に向け、他県でも受け入れやすい−などの視点を重視し、意見交換した。 栃木県産コシヒカリの商品名「穂の香」と混同される可能性がある「出羽穂の香」を除き、「山形97号」と「つや姫」が残った。各委員からは、得票トップの「山形97号」に対し「山形を前面にアピールできる」「県内で名前が定着した」などの意見が出た。一方、「つや姫」は「首都圏の主婦を中心にした消費者調査で3分の1強が支持した」「品質を的確に表現している」と推す声が相次いだ。 吉村知事と、名称選考を担当してきたコミュニケーション部会の大島文雄部会長が最終協議。吉村知事が名称案を提示、全委員が賛同し「つや姫」に決定した。吉村知事は「消費者、特に主婦感覚を優先した。生産者も地名にこだわらず、ブランド名を売り、イメージをつくることが大切だ」と選定理由を説明した。 名称決定について、遠藤芳雄JA山形中央会長は「本県は高品質米の産地との評価を受けている。『つや姫』の誕生で、米どころ山形の評価がゆるぎないものになると確信している。県挙げて全国トップクラスの銘柄米に育てていきたい」と語った。
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