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景観重要建造物・樹木に2件 積極保全へ県が初指定

2009年03月27日 21:18
県の景観重要建造物に指定された「旧最上橋」
県の景観重要建造物に指定された「旧最上橋」
 県は景観法に基づき、「旧最上橋」(寒河江市)を景観重要建造物に、「万歳の松」(米沢市)を景観重要樹木に指定し、指定書の授与式が27日、県庁で行われた。いずれも県景観計画区域内では第1号の指定で、良好な景観形成に向け、積極的な保全が進められる。

 寒河江市と大江町間に架かる「旧最上橋」は1940(昭和15)年に完成し、延長97.5メートル。鉄筋コンクリート造りの3連アーチや半円形のバルコニーなどが互いに調和し、昭和初期のデザインが色濃く残っている。

 「万歳の松」は樹高13メートル、枝張り約20メートルの赤松。均整がとれ、威厳を備えた姿が特徴で、明治天皇の御巡幸を記念して植樹されたという歴史的な背景もある。

県の景観重要樹木に指定された「万歳の松」=米沢市万世町桑山
県の景観重要樹木に指定された「万歳の松」=米沢市万世町桑山
 授与式では、県の担当者がそれぞれの景観の特徴などを説明し、川越進県土木部次長が寒河江市と米沢市の担当者らに指定書を手渡した。

 景観重要建造物と景観重要樹木は、景観上重要な建築物や工作物、樹木を保全するため、景観行政団体の長が景観法に基づいて指定し、外観を変える場合などは許可が必要になる。県内では、景観行政団体である大江町が昨年12月、別の建造物1件、樹木3件を指定した。

 「旧最上橋」と「万歳の松」は県景観審議会の審議を経て、県として今月17日に初めて指定した。行政区域をまたぐ「旧最上橋」は、大江町区域を同町が、寒河江市区域を県が指定した。

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