県内ニュース米のナバホ族の高校生が鶴岡に 驚きや喜び、外の世界に待っていた
2009年06月26日 08:04
国指定名勝の酒井氏庭園を見学するナバホ族の高校生ら=鶴岡市・致道博物館
訪れているのは、アリゾナ州モニュメント・バレー高の生徒6人。インディアン居留地内で生まれ育ち、これまで一度も居留地の外に出たことがなかったというが、「外の世界に目を向け将来の可能性を広げよう」と、リーダーのパール・ホリデーさん(17)が中心となって海外に行くことを目指すグループを立ち上げた。ナバホ族は自給自足の生活のため、親からの支援だけでは渡航費用を賄うことができず、メンバーは募金活動のほか企業に協賛を依頼したり学校などで菓子やジュースを売って資金を得たという。 ホリデーさんらの活動を支援した米国の非営利活動法人(NPO法人)と、日米間の学生のホームステイを支援している千葉県のNPO法人「スターティング・プレイス」が交流があったことから、渡航先として日本が選ばれた。鶴岡市の出羽三山神社に対する山岳信仰と、ナバホ族の自然崇拝には共通点が多いことから同市を訪れることになった。 一行は24日夜、鶴岡市に到着し、25日は致道博物館を訪れた。同館の酒井忠久館長から説明を受けながら、日本庭園、茶室、田麦俣の多層民家などを見学。よろいかぶとや庄内竿(ざお)などの展示物を目にし「これはどうやって使うの」などと盛んに質問していた。ホリデーさんは「靴を脱ぐ文化が日本とナバホ族との大きな違いで驚いた。学生との交流が一番楽しみ」と笑顔で話していた。 この日は鶴岡中央高温海校の生徒とも交流。30日までの滞在中、生まれて初めて見るという海で磯遊びをしたり、六十里越街道トレッキングなどに挑戦する予定。
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