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ハト投棄の被告、起訴内容認める

2009年07月02日 20:15
 飼育していたレースバト125羽を殺し、寒河江市内の農業用水路に捨てたとして、動物愛護管理法違反と廃棄物処理法違反の罪に問われた寒河江市寒河江、自営業渡辺誠被告(53)の初公判が2日、山形地裁であり、渡辺被告は起訴内容を全面的に認めた。検察側は「犯行は猟奇的で残虐」などとして懲役6月を求刑し、即日結審した。判決は9日に言い渡される。

 冒頭陳述と論告で検察側は「ハトの数が増え、えさ代に金がかかることから減らすことを考えた。えさを与えずに衰弱させ、首を引っ張って殺すなど犯行は残虐」と指摘。隠ぺい目的で所有者の特定につながる足環の付いた足をニッパーで切断した点については「猟奇的で悪質だ」と述べた。また、水田の用水路にハトを捨てた影響で多くの稲作農家が風評被害を懸念している点を指摘した。

 一方、弁護側は「増えすぎたハトの処分で、適切な処置を見いだせなかった。深く反省している。事件は広く報道された。社会的制裁を受けている」と情状面を訴え、執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状によると、渡辺被告は今年5月2日から17日ごろにかけて、自宅の鳩舎(きゅうしゃ)で飼育していたハトにえさを与えずに衰弱させ、首を引っ張るなどして125羽を殺したとしている。さらに、同月15、17の両日夜、同市柴橋の農業用水路に125羽を投棄したとしている。

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