県内ニュース

飛鳥中生がオリジナル菓子 地場産使用、東京で販売も

2009年09月05日 08:56
「飛鳥ブランド」商品が完成し、うれしそうに試食する生徒たち=酒田市・飛鳥中
「飛鳥ブランド」商品が完成し、うれしそうに試食する生徒たち=酒田市・飛鳥中
 酒田市平田地域をPRしようと、飛鳥中(梅木仁校長)の2年生76人と酒田ふれあい商工会(中瀬義秋会長)が地場産品を活用した菓子など食品5点を共同開発し、4日、同校で試食会が開かれた。地元企業の熱意と協力で地域の思いが1つになったオリジナル商品が完成し、生徒たちは大喜び。27日に東京を訪れ、「飛鳥ブランド」として販売する。

 同校は総合学習の一環として地域ブランドづくりを企画。2003年から東京・田園調布学園とファームステイを通じて交流を続けているため、2年生が同学園中・高等部の文化祭に参加し、「飛鳥ブランド」と名付けた商品をアピールすることにした。

 7月7日に発表会が開かれ、生徒たちはグループごとに考えた商品15点を提案。同商工会の会員企業などが審査員を務め、5点を選んだ。食品関連企業4社がアイデアを基に試作品を完成させた。

 出来上がった商品は「柿酢ヨーグルトゼリー」「もっちぇりー」「玄米ラスク」「麸(ふ)ッポ」「もちケーキ」。それぞれ庄内柿やサクランボ、麸、コメ、ナシといった地場産品が使われている。

 試食会では製造した企業の担当者がプロの視点から商品の特徴や改良を加えた点を説明した。もっちぇりーは当初、サクランボとカスタードクリームを餅で包む予定だったが、相性がいまひとつだったためこしあんに変更。生徒たちの柔軟な発想に刺激を受け、何度も試作を重ねたという担当者は「もっと味を良くするため、率直な感想を寄せてほしい」と語った。

 生徒たちは完成度の高さに感激した様子。全種類を味わい、「おいしそう」「絶対売れる」などと手応えを感じていた。飛鳥ブランド実行委員会の阿彦菜央委員長(14)は「庄内の良さを知ってもらえるように一生懸命売り込み、完売を目指す」と宣言。5点のうち2点は既に東京のインターネット販売会社が商品化を検討しており、中瀬会長は「素晴らしいアイデアを持つ中学生と連携できたことがうれしい」と話していた。

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
ふるさとだより
山形新聞「お届け電子版」
Twitterはじめました
ニュース特集
山形新聞から
やましんケータイサイトのアクセス方法はこちらから 朝刊連載小説「三人の二代目」 てれナビのご紹介