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宮城県が「つや姫」を奨励品種に指定 県外初、品質など高く評価

2009年09月24日 19:23
 本県独自の水稲新品種「つや姫」が、宮城県の奨励品種に指定された。「市場デビューを前に他県から引き合いがあるのは珍しい」と本県産米ブランド戦略室の担当者。全国的な知名度アップのため、他県での生産拡大を視野に入れる本県は、県外初の奨励品種決定を歓迎している。

 宮城県は今月18日、県公報でつや姫を奨励品種にすることを公表。採用した理由について、宮城県農産園芸環境課は「(比較的遅く収穫できる)おくて品種で食味が良く、育てやすい品種を探していた。複数の品種を試験した結果、つや姫が一番良かった」と高い品質を理由に挙げる。

 「つや姫」は来年秋に正式デビューするが、宮城県が何年産から作付けするかは未定。米どころである隣県からのアプローチを受けた意義について、県産米ブランド戦略室の嶋津誠室長補佐は「宮城にはササニシキや、ひとめぼれを開発した東北を代表する試験場があり、おくて品種についても独自で開発を進めているはず。そんな中、つや姫の品質などが高く評価されたのだろう」と語る。

 本県では、全国的な知名度を上げるため県外でも「つや姫」の生産を一定程度広める方針を打ち出している。嶋津室長補佐は「ブランド米を目指すには全国シェアで10%を目指す必要がある」と話す。主力品種「はえぬき」は、デビュー当時に県外作付けを制限していた影響もあり、現在のシェアは3%台にとどまる。

 種子の供給時期や数量などについて、両県は今後、担当者間で協議する。

 「つや姫」は来月10日に山形市内で、同11日に東京都内で先行販売イベントを開催し、来年秋に正式デビューする。

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