県内ニュース環境税活用し県が森林学習の副教材 県内全小学校に配布
2009年10月30日 18:40
やまがた緑環境税を活用して作られた森林環境学習の副読本とガイドブック
副教材は、フルカラーの18ページ。山仕事の安全を願い、森の恵みに感謝して建てられた草木塔や、住民の手で一本一本植えられた庄内砂丘のクロマツ林など、森林と人とのかかわりを強くアピールした。また、手入れ不足で松くい虫、ナラ枯れなどの被害が広がる荒廃森林の様子を写真を使って説明。森を守り育てることの大切さと大変さを伝えている。さらに「西川町のブナ林と水」「金山町の金山杉と街並み景観づくり100年運動」など、各地域の森林にかかわる風土や文化、運動を紹介した。 一方、指導者用のガイドブック(58ページ)は、副教材に掲載している事項の解説や学習の狙い、指導のポイントなどをまとめた。本県の森林面積や樹種別面積のデータなどを詳細に掲載したほか、巻末にはフィールドワークができる県内の施設や公園なども掲載し、森林にかかわる本県の風土や歴史が網羅されている。 副教材とガイドブックは、教育関係者や森林環境学習の実践者などで構成する検討会を設置し、2年間かけて協議してきた。副教材は1万6000部、ガイドブックは2200部作製。県みどり自然課は「指導者用ガイドブックは、少しだが残部がある。森林環境学習に取り組んでいる人に役立ててほしい」と話している。
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