県内ニュース本県、22の醸造場が優等賞 東北清酒鑑評会、秋田と並び最多
2009年11月12日 20:13
仙台国税局は12日、東北清酒鑑評会の結果を発表した。本県からは秋田県と並んで東北で最も多い22の醸造場が優等賞を獲得し、2年連続で受賞蔵元数はトップとなった。一方、優等賞の銘柄数は計33点で、秋田県の42点、福島県の35点に次いで3番目だった。清酒鑑評会は、製造から半年ほど貯蔵熟成させた酒を対象に出来栄えを評価する。新酒とは異なり、貯蔵管理や仕上げの技術なども求められる。審査では、吟醸酒が「華やかな品の良い吟醸香」、純米酒が「穏やかな香りと米由来の味の膨らみ」などをポイントに、特に優れた酒を優等賞に選んだ。 県内からは延べ77蔵元(吟醸酒41、純米酒36)から計116銘柄(吟醸酒80、純米酒36)が出展された。優等賞の獲得は、吟醸酒が16蔵元、計24銘柄。昨年より蔵元数で1つ増え、銘柄は5つ増加した。一方、純米酒は9蔵元、計9銘柄。昨年より蔵元、銘柄数とも5つ減少している。県別成績では、秋田、本県に次ぎ、福島県が19蔵元(35銘柄)岩手県が6蔵元(8銘柄)宮城県が5蔵元(8銘柄)青森県が5蔵元(7銘柄)となった。 県工業技術センターの小関敏彦酒類研究科長は今回の結果について「県内の各蔵元は狙い通りの酒を仕上げたが、審査では甘口が高評価される傾向になり、切れ味の良さが光る本県の酒は受賞数が伸びなかった面もある」と分析。純米酒での受賞数が減少した背景にも甘口を重視した審査傾向が影響したとみている。 県内の優等賞銘柄と蔵元は次の通り。(吟醸酒部門は同一銘柄で重複受賞があり受賞点数と銘柄数は一致していない) 【吟醸酒】「寿久蔵」寿虎屋酒造▽「出羽桜」出羽桜酒造▽「出羽桜」出羽桜酒造山形工場▽「東光」小嶋総本店▽「東の麓」山栄遠藤酒造店▽「奥羽自慢」佐藤仁左衛門▽「大山」加藤嘉八郎酒造▽「くどき上手」亀の井酒造▽「初孫」東北銘醸▽「上喜元」酒田酒造▽「楯の川」楯の川酒造▽「麓井」麓井酒造▽「杉勇」杉勇蕨岡酒造場▽「栄冠菊勇」菊勇▽「花羽陽」小屋酒造▽「十四代」高木酒造 【純米酒】「澄天」男山酒造▽「出羽桜」出羽桜酒造▽「羽陽錦爛」後藤康太郎▽「白露垂珠」竹の露▽「和田来」渡会本店▽「大山」加藤嘉八郎酒造▽「千代寿」千代寿虎屋▽「朝日川米寿」朝日川酒造▽「十四代」高木酒造
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