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県産品全体の底上げへ総合的ブランド戦略 24日に検討会議、策定へ

2009年11月19日 08:52
 吉村美栄子知事が今年1月の選挙戦で訴えた県産品全体の底上げに向け、県は総合的なブランド戦略の策定作業に着手する。24日に県内の流通や出版の関係者ら7人による検討会議を立ち上げ、年度内に方向性をまとめる方針。

 県のブランド化戦略の柱は従来、独自認定制度「山形セレクション」だった。トップブランドとして「山形セレクション」は生かしつつ、一律の基準になじみにくい、より広範な分野や品目などを網羅できる新たな戦略づくりを目指す。

 吉村知事は選挙戦で、山形セレクションについて▽制度に参加している生産者が限定的▽県産品全体の底上げにつながっていない−などとして新たな戦略の必要性に言及。吉村知事就任後、県は見直しの視点として、山形セレクションに関しては「民間の力を活用した運用体制への早期移行」を掲げた一方、「県産品全体の底上げのための仕組みづくり」として総合的なブランド化戦略の必要性を提示していた。

 県産品全体を底上げするため、山形セレクションを含め、農産物などの統一キャッチフレーズ「おいしい山形」、シンボルマークの「ペロリン」、県産水稲新品種「つや姫」など、県のさまざまなキャンペーンや取り組みなどを一体的につなぎ、効果的にアピールできる方向性をまとめる考え。民間の取り組みとの連携も探る。

 第1回の検討会議を24日に山形市内で開催する一方、翌25日には山形セレクション会議の本年度第2回会合を都内で開き、山形セレクションの推進方策の見直しについて委員から意見を聞く。

 県側は山形セレクションについては、認定審査やプロモーションなどについて民間に任せる方向を示すとみられる。

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