県内ニュースナラ枯れ、重点的対策に転換 県など保存林選び防除へ
2009年12月02日 22:17
県内で被害が拡大しているナラ枯れ対策について、国や県、市町村の担当者らが出席した会合=県庁
県森林課によると、ナラ林は県内民有林全体の3分の1を占めており、2009年度の被害木は08年度比で4倍近い約11万2千本を確認。県内での被害は1990年代以降、新潟県境の庄内地方南部から徐々に広がり、現在ではほぼ全域で枯死したナラの木が見つかった。隣県の秋田、宮城にも被害が拡大している。 この日の会合では、09年度の被害状況、これまでの防除対策とその成果などが報告された後、10年度の被害対策方針を協議。従来、被害が確認された地域と未確認地域との境界線で防除対策を実施してきたが、全県的な広がりを見せている現状を踏まえ、県は「保全すべきナラ林」を選定し、駆除と予防措置を講じる新たな防除方針を提案。出席者から異論はなく、人の出入りがある森林公園や公共施設の隣接地、景観への配慮、天然記念物など重要木への影響が懸念される対象地域を選び、保全措置を取る方針を決めた。今後、県や市町村など関係機関で調整し、各地の対策個所を決めていく。
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