県内ニュース「やったー」喜び爆発、監督は男泣き センバツ決定の山形中央
2010年01月30日 09:52
空に向け高々と帽子を投げて喜びを表す山形中央高野球部員=山形市
[ 動画はコチラ]午後3時。同校には30人余りの報道陣が詰め掛けていた。校長室の電話前では梶原賢校長が待機。最初のコールは別件の連絡で“空振り”に終わったが、3時5分に再び電話が鳴り響いた。「分かりました。恥ずかしくない戦いをさせてもらいます」。梶原校長の表情が緩んだ途端、拍手と歓声がわき起こり、近くにいた庄司秀幸監督は思わず男泣き。「よし、頑張ろう。あなたの精進のおかげだ」。梶原校長が監督の背中をたたいた。 会見では、梶原校長が「バンクーバー五輪には(OBの)加藤条治(スケート)、滝沢宏臣(スキークロス)が出る。勢いある学校で、野球も負けていない」と語り、庄司監督は「『出場は厳しい』と耳にし、自分もそう思っていたが、状況を打破する何かがあったと思う。今回は学校全体の活動で評価してもらった」と分析した。
梶原賢校長から選抜出場決定の一報を聞いて感涙にむせぶ庄司秀幸監督(左)=山形中央高
「甲子園出場へ」の報は保護者やOBにも電話で伝えられた。学校に駆け付けた野球部OB会の堀野建夫会長は「まさかと思った。(約50年前の)私のころは県でも下位の方で、涙が出るくらいうれしい。うちの学校はマナーが素晴らしく、甲子園でも実践してほしい」。松田勝彦同窓会長は「やっと念願がかなった。友人、同窓生に連絡を入れると『応援いくぞ』と言っていた。オリンピック選手もいて、全国的にこんなに騒がれる公立校はない。フェアで高校生らしい野球を願っている」と期待した。
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