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発泡性の日本酒、ラベルは奥山清行氏 出羽桜酒造が発売

2010年02月05日 08:01
出羽桜酒造が発売した発泡日本酒「咲」。ラベルは奥山清行氏が手掛けた
出羽桜酒造が発売した発泡日本酒「咲」。ラベルは奥山清行氏が手掛けた
 出羽桜酒造(天童市)は発泡性のスパークリング日本酒「咲(さく)」を発売した。ラベルデザインは世界的な工業デザイナーの奥山清行氏(山形市出身)が手掛け、女性や若者が気軽に手に取れるよう和風の意匠にモダンさを融合させている。

 発泡性日本酒は、県工業技術センターと県酒造組合などが協同で開発を進め、昨年夏に統一ブランド「スパークリング・ワイ」として約10の蔵元が自社製品を発表。出羽桜の発泡清酒もこの一環。県が特許を持つ独自酵母を使うことで、コクや苦味を引き出すチロソール成分が多く含まれるのが特徴。同社は「飲みやすいようにアルコール度数を下げても、しっかりとした味わいと香りが残る仕上がりとなった」と説明する。

 酒米は県産酒造好適米「出羽の里」を使用し、65%まで精米。純米仕込みのもろみを圧力密閉タンク内で2次発酵させてガスを閉じ込め、さらに、シャンパン程度まで泡立ちを高めるため人工的にガスを補充している。

 日本酒を敬遠している女性や若者の取り込みを狙っており、奥山氏のデザインにもこの思いが反映された。また、ジュースで割ったり、ライムを搾るなどの飲み方も提案しており、「市場の反応を見ながら酒質も改良していきたい」としている。6000本を生産し、県内外の酒販店が扱う。250ミリリットル入りで483円。
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