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「需要低迷が課題」6割占める 県内企業の経営状況調査

2010年02月05日 22:00
 県がまとめた県内企業の経営状況調査によると、現状で一番の経営課題に「需要の低迷」を挙げる企業が約6割に上った。将来の課題も「需要の低迷」が最も多く、次いで「販路・市場開拓」と回答。不況の影響を大きく受けた結果となった。

 現在の一番の経営課題について、「需要の低迷」が58.3%と突出して高かった。次いで「同業者との競争激化」が7.5%。将来の課題についても一番に「需要の低迷」を挙げる企業が15.2%で「販路・市場開拓」も14.2%だった。

 業務システムのIT活用状況について、市販ソフトが浸透している経理・財務管理(19.4%)や給与・人事管理(16.9%)といった総務系の活用は高かった。一方、独自システムの構築が必要な顧客情報管理(8.6%)や物流管理(3.7%)などは低迷。県は「情報産業団体と連携しながら、県内企業のIT導入をより促進していきたい」としている。

 業務システムの導入経過年数は、10年以上が47.8%と最も高く、多くの企業が老朽化したシステムを使用し続けている現状を示している。不足、または補完すべき経営資源の項目で、IT活用を挙げる企業は4.9%。トップは25.7%の人材だった。

 人材育成について、37.8%が働きながらの教育訓練と回答。外部研修機関による研修が20.7%、外部講師を招いての社内集合研修が6.3%だった。

 調査は県内1456社が対象で、昨年6月にアンケートによる調査を行い、571社が回答した。回答率は39.2%。
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