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自民・2新人の「語る会」がスタート

2010年02月06日 22:40
自民党県連の公募に名乗りを上げた遠藤和典氏(左)と大沼瑞穂氏による「語る会」=川西町中央公民館
自民党県連の公募に名乗りを上げた遠藤和典氏(左)と大沼瑞穂氏による「語る会」=川西町中央公民館
 自民党県連が今夏の参院選に向け実施した公募に名乗りを上げた新人2氏を1人に絞り込むための「語る会」が6日、川西町中央公民館を皮切りにスタートした。山形市議の遠藤和典氏(40)と東京財団研究員の大沼瑞穂氏(31)が党再生に懸ける思いなどを語った。20日に行う選対特別委員による投票で1人に絞り、最終的に党員投票で現職の岸宏一氏(69)とどちらかを公認候補に決める。

 置賜地区全域から約130人が参加した。今井栄喜県連幹事長が「自民党は現職が手を挙げたら、決まりという選挙を50年間続けてきた。だが野党になったのだから、情熱を燃やす新人にもチャンスを与え、現職も尊重し、みんなに選んでもらおうという透明度の高い選考方法にした」と経緯を説明、2人が自己紹介と政策提言を行った。

 遠藤氏は地方自治体の財政基盤強化、地方ならではの産業振興、地方の実情の発信強化などを提言した上で「地元の声をしっかり伝えていける議員を」と支援を訴えた。大沼氏は民主党の外交、安保政策に不安感を示し「諸先輩の意見を聴き、わたしたちの世代の意見も取り入れ、今後の日本の在り方を考えていく」と呼び掛けた。

 質疑応答では「自民党が下野した理由をどう考える」との質問に、遠藤氏は「政策が地元や地域の声と乖離(かいり)していた」、大沼氏は「小泉首相以降、日本をどういう社会にしたいのかを示せなかった」と答えた。

 「語る会」は今後、村山市、山形市、三川町、寒河江市などで開催予定。岸氏の支持者からは新人2氏による「語る会」を開くことで岸氏が埋没しかねないとの批判も出ている。これに対し、今井県連幹事長は「岸さんと、選ばれた1人による会の開催も前向きに考えていかないといけない」と述べた。
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